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土のこと

今月は草取りせず、綿を収穫し続けました。
今年は少し実も背も小さくて綿毛が膨らまないです。
雨が多いこと、雑草を放置したことが原因な気がしますが、来年は土に肥料を混ぜてみようかと思いました。

フカフカで気持ちよい土を触ってしまったことが原因です。
2・3年ほど前に半年在籍したサスティナブルアグリカルチャースクールの圃場で使われていて説明も受けていたはずの土ですが全然注目してませんでした・・・。

今回、仕事場の屋上に花壇を作ってそこで野菜やハーブを育てるのに花壇に入れる土をどうするか農業スクールの知人に相談し、紹介いただいた株式会社サンシンさんへ。
お会いした田墨社長はシュッとした穏やかな雰囲気の方でした。
花壇の大きさや用途をお話したところ、そうしたらこれがいいかな?というふうにこちらの使用方法によってアレンジしてくださいました。
土を作っている株式会社サンシンさんのウェブサイトには以下のように書いてあります。
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『土が活きカエル!』
飲料品や食品製造時には、その製造過程で原料となる食物の残渣が大量に発生します。そのまま捨てるには、あまりに勿体ない有機資源です。但し、食物残渣も、確かな見識と技術をもった堆肥業者がきちんと手を加えることで良質の有機肥料として再生することが出来ます。もちろん、利用農家が、その肥料を使用することで、安全で美味しい野菜を毎年栽培できることが最も大切な条件です。当社は、肥料として野菜を育てる効果があるだけでなく『使用し続けることで、土壌も活きかえる』そんな堆肥を理想と考え、日々精魂こめて作っています。
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文章にするとシンプルですが、ものすごい情熱と実行力が必要です。土を作っている場所を見学させていただき24歳からこの仕事を続けているという田墨社長の思いが伝わってきました。

全ては繋がっている。土も体も心も人も虫も海も山も途切れることなく繋がっている・・・・。少しでもそのことを思い出してその中の一粒だと自覚していたいです。
日々は生々しく意地悪な気持ちになったり全てを投げ出したくなったり、そりゃぁ色々ありますがでもふと思い出してニュートラルに戻りたいです。

いつもの3倍

体が少しづつ縮こまって足元が冷えてきました。
こんな時にはちゃんと靴下履いて両腕をぐるぐると大きく回してみたくなります。

9月にズームでのオープンクラスを開始しました。
新しく参加してくださった方や、久しぶりにお目にかかる方など画面を通してですが、やはり対面できて本当に楽しかったです。皆さんのお身体や表情を見ながら動きをアレンジしていく作業はたのしく、カラダってすごいなぁと毎回思います。

大きく呼吸して、歌を歌ったり、激しく動くことが憚れて、大きなくしゃみでもしようものならドキドキしてしまうご時世です。周りに誰もいないとわかったらマスクを外して大声でも出してみたいものです。
やってみよっかな

このような季節の変わり目
自分の疲れがどこに出やすいか?
その部分に手を当てて深呼吸
その前と後で何か変わったことがあるかないか?感じてみる
手の暖かさ、体の暖かさ、そして呼吸のリズム
そんな小さな動きに注目したいです

そしてできれば大きな動きをして体を思い切り動かしていきたいです。
いつもは直立不動で歯磨きしているようでしたらめちゃくや足を左右に開いてスクワットしながらとか?いつもの3倍の歩幅で歩くとか、いつも3倍の声でお話しするとか?
いつもより「3倍くらい」を意識してみるとよい季節です。

今回ズームヨガで思い知ったことは私の滑舌がさらに悪くなっているということです。
参加してくださった幼稚園生に何回も発音を直してもらい、最後は音節に区切って指導してもらいました。
これはちょっと問題だなぁと。いつもの3倍くらい口を大きく動かしてお話できるよう意識していきます!

この絵はその幼稚園生の保護者様=このサイトのロゴなどをデザインしてくれている画伯が送ってくださった絵です。
パソコン画面の向こうに世界があって、そちら側からはこのように見えてるんだと目から鱗でした。
自分が見ていることが全てと思いがちですが、それは本当に小さなカケラ。いろんなカケラに想いをはせてそのキラキラを見ていたいです。

9月にわかったこと

9月の初めに綿を初収穫して、1ヶ月が経ちました。
目まぐるしく何かが起こっていて心は忙しなかったのですが、今日台風で外出できず、ノートに書き付けて整理したら大たことなかったとわかりました。

ちゃんちゃんっ

さて綿ですが、去年に比べてフワフワ感が弱いように感じるのでぼぅと眺めていたら、近くのプロの農家さんより「もっと肥料をやりなさい、来年はもっと草取りを早くしないと栄養を持っていかれちゃうよ。雑草も除草剤を使ってやったらいいよ食べるものに影響が出る前に効能がなくなる除草剤の撒き方があるよ」とアドバイスいただきました。

今お借りしている畑にはたくさんのミミズや毛虫、蜘蛛などの目に見える生き物や植物、目に見えない微生物の気配が盛りだくさんなので、除草剤も肥料も使おうと思えないですが、来年は草取り早めにしようと思います。地主さんやプロの農家さんへの感謝や尊敬も忘れず、健康な土地を未来へつなぐことができるよう日々過ごしたいです。

そうだニンニクを植えます!今年で2回目となります。ニンニクは来年の5月か6月に収穫です。ずっと土の中にいるなんて贅沢な野菜ですねぇ。
柿が去年とは違う実り方をしています。今年は雨が多く、夏が短く感じました。気候の変化とともに植物の生育も変わっているのかもしれません。

・気持ちが忙しい時はメモをかく
・何かアドバイスいただいた時は笑顔で受け取る
・実行するかしないかは後から考える

9月にわかったことでした。

和綿deキモノ 9月 

〜ちょっと長くて取り留めない呟き〜

畑の様子がすっかり秋になってきました。
トンボが飛んでいて、コオロギの声が聞こえてきます。
風が少し冷たくて気持ち良い季節。

雑草とりが9月初めにひと段落してホッとしていた矢先にふわふわの綿が弾けていました。
「わた」ですが、植物としての状態を「ワタ」、収穫された種付きの状態を「棉」、棉から種をとって繊維の状態にしたものを「綿」と書くそうです。
「わた」を育てているんです。とお話すると、少し年配の方は「まわた」ねっ。お布団よね。と仰るのですが、調べたところ、「まわた」は「真綿」と書き、蚕の繭から作る動物繊維のことを指すそうです。
日本に「ワタ」が伝来するまでは「わた」は「真綿」だったということです。
こういうことも綿を栽培するまで全然知りませんでした。興味深いです。

近所では布団を作るのは、おばあちゃんと子どもの仕事で手伝いを強要されるのがすごく嫌だったとおじさんが言ってました。これは「真綿」の布団だったのか「木綿」の布団だったのか不明です・・・。

草取りをしていると隣のプロの農家さんが色々と教えてくださいます。
雑草といってもいろんな種類の草があり、綿に太陽の光がちゃんと当たるように綿より大きくなってしまう草、綿にゴミがつかないように、種が飛ぶような草を中心に抜いていてあまり邪魔にならなそうなものは後回しにしていますが、これは絶対抜いた方が良いと教えてくださったものがあります。「キンタローグサ」といって昔はこれを食べたらしいのよ。とも。
将来、食糧難になるかもしれない噂もちらほら。こういった口コミ?情報は大変貴重かもしれません。今のところ「キンタローグサ」という同じ形状の草をネット上では見つけることができていないので少しづつ調べてみます。

取り留めもない文章となってきましたが、畑にでて作業をすると色々な情報をキャッチできるようになるなぁという話だったかな。

もう一つ、人間の生活をしているといろんなことがありますが、私ごときの感情の起伏には全く動じない畑が悠然とあり、そこで作業をしているとニュートラルに戻ると最近感じます。この辺りも少しづつ探っていきたいです。

雑草取りによる腰の状態ですが、整形外科に行きまして、畑作業の合間に入れる運動を伝授いただきだいぶ改善されました。

さまざまな人の力によって今の自分があることが身に染みて感じた2021年夏でした。
そして収穫の秋、どんな綿がどれだけとれるのか。今年も楽しみです。

Zoom ヨガ No2

8月にZoomヨガのオープンクラスを開催しました。
お申し込みがなく、私から声をかけて無理矢理二名様に参加いただきました!

初めて参加してくださった方からは「呼吸と動きそして笑顔でハッピーになりました。」という嬉しい感想をいただきました。嬉しくなりました。

ヨガの動きをされている時、眉間に皺が寄っている方がいらっしゃいます。
表情がない方もいらっしゃいます。顔の表情が柔らかく豊かになると呼吸が楽になり、動きもスムーズになります。一気に緊張が抜け身体の表情が豊かになる気がします。

ヨガクラスの後、参加者様のお子様がお礼にと二胡を演奏してくれました。
演奏を聞いて、心が洗われてさらに心身ともにスッキリしました。好きなことをプレゼントしてくれるなんて本当に素敵です。

気持ちも身体も風通しよくなり、お一人お一人がハッピーになりますように。そんなヨガクラスができたら最高です。

9月のオープンクラスは19日10時〜11時
10月17日になります。
現在9月は6名様の予約になりまして締め切りました。


今後も毎月第3日曜日10−11時で開催していきます。
詳細はインスタグラムで案内していきます。
https://www.instagram.com/akariyoga2020/


こちらの写真は半年前にローランド様熱が上がっていた際に先輩画伯が描いてくださったTシャツを着て、ついとったポーズ。好きなものを身につけるとテンションが上がるということを実感しました。そしてこのような絵を描けるっていいですねっ。

Zoom ヨガ

ズームでヨガのオープンクラスを開催します。
大したチャレンジでもないのですが・・。内心ドキドキもしています。

友人が撮影した写真を見て、自分がもう立派なおばさんになったことをしみじみ感じました。そういう時期だなと客観的に見ることができ、心の底からじわっと力が湧いてきました。
そしていろんな側面で「自立できていないよ あはは」と過ごしてきたのですが、そんなこと言ってられないぞと、ぐっと褌をしめ直したい(何回もしめ直しているんが・・・)と思ったのでした。

そんなことを考えているこの何日間「シワシワでもいい逞しく育ってほしい」と昭和のCMのキャッチフレーズがリフレインします。あわせて「ラッパーいっぱつぶっぱなせぇ〜」もリフレインしてます。

月1度のオープンクラス
呼吸と、簡単で自分でできる地味な動きを繰り返し、介助なく一人で歩ける筋力と姿勢を養います。
体が硬い人、毎日頭を使っている方、呼吸が浅い、姿勢が悪くなってるような気がする。いつまでも気持ちよく散歩したい。そんな方に受けていただけたら嬉しいです。

1つしかないこの人生とこのカラダ、せっかくなので労って長く楽しく過ごしましょう。

インスタグラムに詳細をご案内しましたよろしければフォローください。
写真は陶磁土でジュエリーを創っているKazcoya さん

草取り8月とぎっくり腰

暑中お見舞い申し上げます。
暑い日がづついています。
まだ夏の土用真っ最中。
土用は体を養生し、土を触らない時期なんだよなぁとうっすら思いつつ。
7月の終わりは長い雨の後の草の勢いに負けて草取りをしておりました。朝の風と草取り中の汗をシャワーで流して1日が始まるのが気持ちよくて珍しく連続して畑に出ていました。

草取りの姿勢も気にしながら1時間と決めて畑にいたのにもかかわらず、腕から首、そして股関節の違和感。なんとなくヨガの動きで緩めて調整しながらの草取りでしたが、車の鍵を取るなんでもない瞬間に「あれっ」と声が出ていました。

この何年も疲れると出てくるこの「ぎっくり腰」もうお別れしたいです。せめて、未ぎっくり腰で止めておきたい。きっちり予防をしていきたい。
ということで、今までは自己流と整体の先生から教えていただいた”秘伝”の動きで散らしておりましたが、今回は整形外科にお願いして、原因を究明することにしました。

「和綿deキモノ」と「ヨガ/からだ」は、どこかでつながると思っていましたがこのような繋がり方をするなんて、いつもいつも自分では思いつかない現象に驚くばかりです。(他の人から見たら「あったりめぇよっ」て事かもしれません。そうに違いない・・・)

ということで、オリンピックで鍛え上げられた美しいからだに惚れ惚れしながら己のからだについて考える8月が始まりました。
皆様もどうぞお身体と心を健やかに楽しくお過ごしくださいませ。

*大豆栽培して味噌を作ると高らかに宣言しておりましたがこうした状況もあり今年は種としていただいた大豆は美味しくいただくことといたします。

写真は2年前の大磯ユートピア。暑い日に携帯ラジオをイノシシよけに聞きながら父と一緒に草取りしました。

キモノガタリ2021

留袖の仕立て直しが終わりました。
色が美しくなり、生地もよみがえったような気がします。

京都や地元の職人さんの手により3ヶ月かけて戻って来た着物。
それぞれに職人さんがいらして、分業で一つの留袖が出来上がってきます。
一つ一つの工程を聞いて出来上がったものを見ると、更に大切なものと思えてきます。
留袖の仕立て直しの工程をサイトにアップしたいと思ってます。

お祝い用の留袖は一生のうちで何度も着るものでもないので、
私と同じ背格好の方へレンタルも検討中。
ご興味のある方は是非ご連絡ください。

草取り7月

あっという間に7月になっていました。
なんと草取りが全然できておりません。

雨で土が荒れるので入るのをためらっていたら7月に入って1度も草取りをしてない・・・。

少し離れた場所から見ても綺麗なグリーンが眩しく。
梅雨明けの草取りが今から楽しみでなりませんっ

来年への申し送り事項。
梅雨前に草取りできる範囲での種まき
梅雨前には少し無理してでも草取りをする

写真は雨の耕作放棄田んぼ
いつかマコモが生える素敵な場所になるといいな

よその畑

長野県辰野の耕作放棄された田んぼと畑、人が住まなくなった家を再生し人の循環を生み出し、地域を楽しく豊かに!と活動をされている「なないろ」さん。
和綿を植えてみてもいいかもねぇというなないろの皆さんのお言葉をありがたくいただき、今年、和綿の種を送りました。

和綿を小さなポットで育て双葉になったら地植えするということでしたので、地植えのお手伝いに参りました。厚木よりも寒い地域ですので育つのか気になります。という理由でこれからも通いたいと思ってます。本当は「なないろ」のメンバーの3人が素敵なのと、空気と水が気持ち良くわけもなく行きたいのです。

人と自然とのたわいもないコミュニケーションを欲していたことに気づき、コリコリの頭がふわっと軽くなりました。

この写真でもわかりますが、自分の畑のもしゃもしゃをどうにもせずに、よその畑に行くんかいっ。と一人ツッッコミしながらも行ってよかったと思いました。