ヨガ/からだ, 和綿deキモノ

初夏っ

今年の和綿畑の準備が始まりました。
今年はマイ鎌でせっせと耕運することにしたので、1時間1列5メートルくらいのスピード。地面に近い位置で草を刈っていると小さな虫や草がじっくり見えます。手のひらサイズにたくさんの命が詰まっていることを実感。耕運機や大きな鎌で使っていたら見えない豊かな世界。
そうやって草刈りをしていると、地主さんが聞いてくれよーと愚痴ったり、でも風が吹いて鳥の声が聞こえてオープンな場所ならあまり気にならず『たまには愚痴りたいよね』と平和な気持ちでいられます。5月は種まき。来月には芽が出てきているはずです。

小さい世界といえば
自転車置き場で困っている若い女性の足元に小さな男の子がしゃがんで地面を見て動きません。そこを動いてもらわないと自転車が止められない。自転車が不安定に横向きになっているし手には荷物もあってお母さんも身動きが取れないから「はやくそこをどいてっ」と怒り気味。男の子を抱っこして退かせようとして一緒に座ったら、視線の先に、小っちゃな虫がヘバリツイテいました。「虫さんいるねぇ」と言ったら虫から目を外さずに、お尻を後ろにずらして私の膝の上にちょこんと座ります。「虫が怖くて動けないんです。すみません。」とお母さん。抱っこしたまま少し後ろに動いて一緒に見ていたら虫が動き始めました。お母さんは自転車を固定、「これ踏んだら本当に大変なことになっちゃうっ」と爪先立ちで虫を跨ぎます。その間男の子は虫の行方を凝視。虫の安全を確認すると逆方向にパーっと走り出しました。
「優しい子ですねぇ」とお母さんと顔を合わせて感動していたら、パッと振り返って「タッチ」とハイタッチをしてくれました。抱っこした手で男の子のお腹を押さえていたのですがお腹がいきいきと動いていて、今生きている命を感じちゃったのでした。いやぁ本当にいい日だった。メディアを通じて様々な事件を知ることができるけど、五感を使って実際自身で確認できることは小さな範囲。大きなニュースには愕然として非力さにぼうっとしますが、実感できる小さな世界では細やかな幸せがちらほら。なんとなくこの感じを覚えておこう。そして小さな世界は大きな世界につながっていることも忘れないでおこう。

カラダのこと
究極に疲れると股関節の調子が悪くなる。         
カラダの勉強をしているのだから自分で整えたいと、知識を総動員しても良くならず、ネットで調べた動きを何通りか試してみたら、さらに悪化してしまいました。むむっ悔しい。「問題が起きているとこだけでなく、身体はつながっているので全体で考えることが大事」なんてクラスで言っているくせに、痛い方の股関節のみに注目してた自分よ。運動不足で内臓が下垂して起こる股関節の痛みがあるそうで、逆立ちが効果あるそうな。試して来月報告しますねっ。

ヨガクラスのご案内:参加ご希望の方はメッセージください
5月
zoom     参加費2200円  26(日)11時〜 
リアル    参加費3300円  7(火) 11時半〜、28(火) 11時〜 

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不明 のアバター

自分の名刺がわりになるようなものをと考えてウェブサイトを作成しました。からだのこと綿のこと時々違うこと。