キモノガタリ, ヨガ/からだ, 和綿deキモノ

息もたえだえの先に

連日冬の北京オリンピックの様子をテレビで観ています。

こんな高く綺麗に飛べるんだ、こんな角度で滑れるんだ、人間の無限の力を見せつけられて驚きの連続です。同じように生きている人がこのような技を生み出している日々の努力と鍛錬とはどんなものだったんだろうか・・・・・。
わたしはといえば自分のことだけでいっぱいいっぱいです。社会生活の中でたくさんの手続きがあるし洗濯やご飯作り食器洗いそんな毎日の一つ一つをこなしているだけで時間が経ってしまってます。けれど、これがさっとできるようになったら見える世界がある気がしています。
今は知らないことだらけで一つ一つ調べて教えてもらってやりなおしてと時間がかかっているけどそのうちふふんって鼻歌混じりにできるようになるに違いない。
あんなに高く綺麗に飛べるようになるんだし、あんなに早く滑れるようになるんだ。きっとそうに違いない。日々積み重ねて頭を使っていけばいつか・・・。とオリンピックの選手たちの姿から勝手に考えています。

綿のことも、着物のことカラダのことも、その時にしなくちゃいけない必要最低限のことしかできなかったこの2年間。今年はプラス◯◯、カケル◯◯ができるように。日々こなしていきたい。全ては繋がっている。

そしてできる限り人に優しくいたいと強く願うオリンピックでもありました。

一生懸命頑張る人にかける言葉、態度、いろんな状況があり、先方と自分での見解が違っていることもあるだろうけれど、そのようなものもできる限り理解して大事に扱っていけるようになりたいと思いました。